2013年5月の自動売買（ＥＡ）月間運用成績｜専業ＦＸシステムトレーダー時代のＧＩＮＺＯブログ

当月の運用成績

2013年5月1日～31日の自動売買（ＥＡ）運用成績です。

「優位性のあるシステム」によるシステムトレードによる資金推移は、「人が何かに取り組むことによる成長度」と同じだと考えています。

システムトレードは、「確率」「期待値」「大数の法則」をよりどころに売買していくものですので、確率上、何回も売買してもなかなか資金が増えないときもあります。そして、それを１ヶ月・２ヶ月と繰り返しても、状況が変化しない場合もあります。しかし、結局は「プラスの期待値」を味方に付けていますので、資金は必ず増えていきます。

一方の「人が何かに取り組むこと」も、練習したからと言って、その分だけ上手になるとは限りません。

私は趣味の一つとして、家族でキャンプをすることが多く、最近では３歳の息子に「火起こし」に興味をもっていますが、彼は何度炭を組み立て直しても、何本マッチを使っても、未だ「火起こし」が成功することはありません。

これをトレードで言うと、「未だトレードで勝つことが出来ず、資金マイナスが続いている段階」ですね。

それから、何度も何度も失敗を繰り返して、たまに「火起こし」が成功したとしても、次は同じように成功するとは限らない。また、失敗の連続が続くかもしれない。そして、段々と上手になり、大抵はすぐに「火起こし」が出来るようになっても、環境（炭や風や湿気など）が変われば、また失敗が続くかもしれない。

つまり、システムトレードによる資金運用も、何らかの上達も、「一直線にはいかない」といえます。

これは、ごくごく当たり前のことであありますが、この当たり前のことを理解できずに、「失敗が続いた」「なかなか成功できない」とのことから、すぐに何かをあきらめてしまう人が多い様にも思えます。

この理由は、もしかしたら、「成功の状態」だけに着目しているからかもしれません。

嬉しいこと・楽しいこと・成功・・・これら、全て、苦しいこと・つまらないこと・失敗…そして、リスクと背中合わせです。

・車でのお出かけは楽しい・・・でも、事故のリスクがある
・海水浴は楽しい・・・でも、事故のリスクがある
・山登りは楽しい・・・でも、遭難や動物・虫・植物などによるリスクがある
・焚火やバーベキューは楽しい・・・でも、火事や火傷のリスクがある

彼も、もっと成長して、楽しいことだけでなく、「リスク」も理解できるようになると、もっと様々なことを応用して出来るようになるかもしれませんね。

これは、システムトレードでも同じことがいえると思います。

システム別運用成績

EA	プロフィットファクター	運用資金100万円に対する損益	最大ドローダウン	月利
GINZO_System_USDJPY	0.97	-1396円	5.15%	-0.1%
GINZO_System_EURUSD	1.96	+39646円	3.44%	+3.9%
GINZO_System_EURJPY	1.75	+45240円	5.24%	+4.5%
GINZO_System_GBPUSD	1.89	+50655円	4.20%	+5.0%
GINZO_System_A	14.31	+38856円	2.30%	+3.8%
GINZO_System_B	（全勝）	+3147円	0.23%	+0.3%
統合	1.85	+176149円	3.80%	+17.6%

運用資金（口座）別運用成績

スタート資金	最大ドローダウン額	当月利益額	2009年1月からの通算利益額
20万円（複利）	43361円	+200833円	+1141933円（+1億1665万円）
100万円（単利）	44406円	+176149円	+9483379円
3000万円（単利）	1332180円	+5284470円	+284503270円