当月の運用成績
2019年1月1日~31日の自動売買(EA)運用成績です。
当月は、1月3日に米ドル円が短時間で108円台から104円台まで急激的に下落するというフラッシュクラッシュが起こりました。これによって、多くの人が大切な資産の多くを一気に失ってしまったことを聞き、とても胸が痛みます。
今回の急激な円高の要因は、アップルショックであったりアルゴによるものであったり様々言われていますが、本当のところは分かりません。ただ、1つ言えることは、今回のようなことは、これまでの歴史上、何度も起こってきたことですし、これからも必ず何度も起こるはずです。
ですから、今後もFXで確実に資産を守り増やしていくためには、今回のような急変動を「単なるイレギュラー」と考えるのではなく、「必ず何度も起こり得る必然的な出来事」として認識し、それを想定した運用が必須と考えています。
ただ、GINZO_Systemにおきましても、当日は少なからずの損失が発生しました。当システムは、為替の「実需」に着目し、これまで何十年も安定して規則的に発生している「需要増減の短期波」をとらえることに加え、一時的に需給バランスの歪みが生じたときに現れる優位性を狙い続けます。
1月3日当日は、その需給バランスの歪みが生じたことから、まさに下落の最中にシステムが米ドル円の買いで応じました。しかし、その買いエントリーは、「通常の利益となる需給バランスの歪みではない」とシステムが判断し、買いポジションを早期解消。(ドル円は買いポジション後に3円以上の下落となっていました)
このように、GINZO_Systemは、大切な資産を守りながら着実に増やしていくために、単純にストップロスを置いたりロットを調整したりするのではなく、
- 取引回数を月平均100回以上に保ちながらも、危険な相場を予め察知して回避する
- 仮にエントリーを失敗したとしても、いち早く危険を察知して有利な早期ポジション解消を行う
- 仮にエントリーを失敗したとしても、最大限有利なレートで手仕舞う
- 仮に1つのEAが取引失敗したとしても、他のEAが連携してそれを補う
- ストップロスだけでなく、いくつものポジション解消基準を設けている
など、二重三重以上の安全運用策を確立しています。
この徹底した何重もの安全運用策により、これまで何度も訪れてきた「危険な相場」を回避してきたり、また、仮に危険な相場と遭遇してしまったとしても的確に対応することができることから、中期・長期トータル的には、何らの危うさも無い安定した資産形成を実現してきています。
当月に成績におきましては、1月初めの少なからずの損失が影響してしまいましたが、その後またすぐに順調な回復を見せ、最大資産の更新に向かっています。
FXで着実に資産を形成していくためには、優れた手法・ロジックだけでなく、運用において「最も大切な資産」をどれだけ徹底して守ることができるかが、最も大事です。
車に例えると、
優れた手法・ロジックなどは、エンジンや構造など走行性能の部分に該当すると思います。走行性能を高めれば高めるほど高速で安定した走行をすることができるでしょう。
しかし、車の運転の多くの場合の「本来の目的」は、快適に目的地に到着したり、その間を楽しんだりすることを「安全」に行うことだと思います。ですから、走行性能だけに着目するのではなく、衝突回避機能・衝突被害軽減機能などの安全性能を最重視する必要があるでしょう。
これはFX運用も同じ。
運用の「本来の目的」は、「資産形成」を「安全」に行うことです。
優れた手法・ロジックもちろん大切であり、その性能が高ければ高いほどパフォーマンスが向上しますが、現実の相場は「天気・時間帯・日柄・災害などなどによって刻々と変化する交通環境」と同じですので、同時に、多種多様の環境に的確に対応できる安全運用性能も最大限に高めておかなければいけません。
FX運用も、「利益追求性能」だけでなく、
現実の多種多様の環境に対応した「資産保護性能」も重要
GINZO_Systemは、優れた「利益追求性能」だけでなく、FX運用における最高の「資産保護性能」を備えていると思っています。より多くの人たちに「資産保護性能も超重要」という認識を持って頂き、大切な資産を「守りながら増やしていく」というスタイルを確立していただけたらと願っています。
システム別 運用成績
EA | プロフィット ファクター |
運用資金100万円に対する損益 | 最大 ドローダウン |
月利 |
---|---|---|---|---|
GINZO_System_USDJPY | 0.51 | -62120円 | 8.29% | -6.2% |
GINZO_System_EURUSD | 1.16 | +13464円 | 7.15% | +1.3% |
GINZO_System_EURJPY | 1.02 | +932円 | 3.95% | +0.1% |
GINZO_System_GBPUSD | 1.44 | +50301円 | 10.32% | +5.0% |
GINZO_System_A-USDJPY | 0.01 | -39288円 | 4.80% | -3.9% |
GINZO_System_B-EURUSD | ∞ | +3566円 | 0.50% | +0.3% |
統合 | 0.92 | -33143円 | 14.05% | -3.3% |
運用資金(口座)別 運用成績
スタート資金 | 最大ドローダウン額 | 当月利益額 | 2009年1月からの 通算利益額 |
---|---|---|---|
20万円(複利) | 275922円 | -64807円 | +1699056円 (+2億8115万円) |
100万円(単利) | 141487円 | -33143円 | +17375275円 |
3000万円(単利) | 4244610円 | -994290円 | +521260150円 |
※2009年1月より、目的別に口座を3つに分けて管理をしています。
※20万円複利運用口座は、2011年11月に残高1億円を突破したことを機会に、それまで約3年間の
利益(1億1665万円)を引き出し、再度2012年1月より20万円から複利運用をスタートしました。
※20万円複利運用口座[第2回]は、2016年7月に残高1億円を突破したことを機会に、それまで約4年半の利益(1億6450万円)を引き出し、再度2016年7月より20万円から複利運用をスタートしました。
- 20万円複利運用口座
長期運用による資産形成を目的として、基本的に資金の引き出しを予定していない口座 - 100万円単利運用口座
年ベースのシステムパフォーマンス分析を目的として、シンプルな金額で運用している口座 - 3000万円単利運用口座
実際の毎月の収益を目的として、毎月 利益額を引き出している口座
2009年1月~当月最新の資金推移
年 | 運用資金100万円に対する損益 | 平均月利 |
---|---|---|
2009年 | +3184076円 | +27.2% |
2010年 | +2213790円 | +18.4% |
2011年 | +1898914円 | +15.0% |
2012年 | +1504837円 | +12.5% |
2013年 | +1799132円 | +15.0% |
2014年 | +693719円 | +5.7% |
2015年 | +2356655円 | +19.6% |
2016年 | +2572000円 | +21.4% |
2017年 | +1526299円 | +12.7% |
2018年 | +529858円 | +4.4% |
月 | 運用資金100万円に対する損益 | 月利 |
---|---|---|
2018年1月 | -33143円 | -3.3% |