今年2009年9月、ついに私の第一子が産まれる予定が出来ました。

長く付き合ってきた彼女から最近「赤ちゃんが出来た」と笑顔で報告を受け、私は不思議に驚かなかったものの、報告を受けた瞬間、心の中に大きな変化が生まれました。

この「心の中の大きな変化」・・・これをキッカケにブログを始めようと思います。

ついに私にも子どもができる予定となりましたが、実は、先日まで、「自分の将来の子ども」について、今とは真逆の考え方をしていました。

それは、

「自分は子どもを持ってはいけない」

という考えです。

私は、これまで投資の世界で仕事をしてきており、その中で数々の「世の中の嫌な部分」を目の当たりにしてきました。

  • 他人を踏み台にしてでも自分が出世しようとする人間
  • 自分の不都合を棚に上げて、都合の良いところだけ得ようとする人間
  • 自分の失敗を人のせいにする人間
  • そんな自己責任の無さを助長する今の国の制度
  • 困っている人を見て見ぬふりをする人間
  • 他人の失敗を利用して儲ける人間

・・・このような人間をたくさん見てきた中、

「はたして、自分は、将来、こんな世の中に新たな命を誕生させてもよいのだろうか」

「自分達の願望のために、子どもを持って良いのだろうか」

と考えていました。

しかし、

今の彼女と出会い、彼女を愛し、「自分は彼女のために生まれてきたんだ」
「自分は彼女のために人生を歩もう」と暮らしでいた中、

こんな自分が子どもを授かることになりました。

・・・

この事実を知った瞬間、

私の心の中に「何かのメッセージ」が飛び込み・・・

「せっかく授かったからには、これまでの考え方を変えなければならない」

「“こんな世の中”・・・と考えていたのは自分の未熟さ」

「世の中、改善点もあるけど、既に素晴らしい面もたくさんある」

「この世の中を楽しめるかどうかは、自分達次第だ」

・・・・

そして、

「子どもの“幸せ”が世の中や他人に左右されるなんていう考え…
子どもの将来の可能性に蓋をしてしまう考えかもしれない」と気づき、

「どんな環境でも“幸せ”や“楽しさ”を自らが築けるように
 命を懸けて育てていきたい」

「そのためには、親である自分自身が、
 もっともっと、“幸せ”や“楽しさ”…そして、“環境”を築ける力を磨く必要がある」

と考えるようになりました。

このことから、

これからブログで、
私の仕事の結果の記録を通じて、
そのために必要だと考えることを記して行こうと思います。

今年の9月に生まれる予定の第一子、
将来の第二子・第三子…(?)、
そして、その子たちの子や孫たちにとって、

このブログが、将来、
「どんな環境でも“幸せ”や“楽しさ”を自らが築ける」ための
良きヒントとなりますように。

2021年2月12日 追記

12年経過し、今では4人の子供たちに恵まれています。
4人とも、独自の遊びを発見できるようになってきました。