完全に私事ですが、つい先日、自分の誕生日を迎えました。
私も4児の父として、いいおっさんですので、
自分の誕生日が来たことによって、子供の頃のようなワクワクはありません。
子供の頃は、、「もうすぐ誕生日」「今日は自分の誕生日」というだけで、
まるで自分がヒーローになったような気分でありましたし、
誕生日パーティやプレゼントなどもあって、
周りの人から「おめでとう!」と声をかけてくれることがとても嬉しかったです。
でも、それから大人になって、結婚をして、
第一子が生まれた頃から、「自分の誕生日」というものに対しての感覚が逆転し、
誕生日にプレゼントをもらったりすることなどに違和感を感じ始めました。
自分の第一子が誕生したとき、
「ついに産まれた!やったぁ!」・・・というよりも、
その子に対し、「よく無事に生まれてきてくれたね。ありがとう。おめでとう。」
といような感覚であったことを覚えていますが、
この誕生のとき、一番苦しんで頑張ったのは、
出産した母親なのかもしれません。
そして、その後、その子が1歳・2歳・・・と誕生日を迎えることに、
一番喜びや安心を感じているのも、母親なのかもしれません。
毎年誕生日を迎えることができているということは、
もちろん本人の成長ではありますが、
それは、母親や、周りの人の支えがあったからこそ。
だから、自分の誕生日というものは、本当は、
周りに「おめでとう」と言われる日というよりも、
むしろ、周りに「皆さんのおかげで今年も誕生日を迎えることができました。ありがとう。」
と感謝を伝える日という感覚がシックリときます。
よく企業も「おかげさまで○周年!」と掲げることもありますね。
自分の誕生日は、「おめでとう」と言われる日ではなく
周りに対して「ありがとう」の日。
誕生日プレゼントをもらう日ではなく、
本当は誕生日プレゼントを配る日・・・
・・・これは日本の文化的に、一般的な多数の人と逆と思われますが、
トレードで勝ち続けるにおいても、
多数の人と逆の行動をし続けることが必要ということにも
共通していそうです。
感覚自体は、その人その人が育ってきた環境による人間形成の一つですから、
否定するものではなく、むしろ大事にしていくべきことですが、
プロの世界で勝ち続けていくためには、やはり、一般の「逆の感覚」も必要。
逆に、「逆の感覚」しかないと、
多くの人と、心の肩を組んで進んだり喜びあえなくなってしまうかもしれません。
つまり、人生を強くしなやかに楽しく生きていくためには、
両面感覚を養うことが必要なのかもしれません。
私が開発したFX自動売買プログラムGINZO_Systemは、
自動で多くの一般トレーダーの逆の行動(売買)を行うことによって
収益を積み重ねるもので、
その特徴によって、多くの人が成績順調なときには低利益になったり
多くの人が大損失を被るときに、高利益が出ることが多いです。
こでは、システムによって、全自動で行うことができるのですが、
もし裁量トレードを行うとするならば、
自分の売買ルールだけに着目するのではなく、
「多くの人は、ここで買うだろう。だから、自分はここで売る」
「多くの人は、ここで売買するだろう。だから、自分はスルーする」
というように、
一般感覚と自分感覚の両面を感じることによって、
強く勝利に結びつくはずです。
この両面感覚・・・トレードだけでなく、勉強やスポーツ、ビジネス、
その他いろいろなところで非常に有効です。